壁掛け金具の設置
施工費用を節約するため、専門業者に頼まずに自分で壁掛け金具を取り付ける方も多いかと思います。その際に気をつける点として配線をきれいに処理することや水平に設置するなどが挙げられますが、一番大切なのはネジを間柱に止めるということです。
一般的な住宅の壁に使われる石膏ボードにはテレビを支える強度がないため、金具は壁の中にある柱に固定する必要があります。では間柱はどのように探せばいいのでしょうか。
柱センサーを活用する
壁掛けテレビの設置に際して間柱の位置を探すため、柱センサーというものがあります。通販サイトなどで簡単に手に入るので、金具と一緒に購入するのが良いでしょう。柱センサーを利用すれば壁越しに柱の位置を確認することができます。センサーの中には音を立てて教えてくれるものもありますのでわかりやすく柱の位置を教えてくれます。1,000円~5,000円くらいの商品が多いようです。アマゾンや楽天などでも気軽に購入することができます。ホームセンターで買ってしまうのも良いでしょう。
柱センサーの使い方
壁に沿ってゆっくりと動かすと、柱の上を通った際にセンサーが反応します。まずは左から右にセンサーを動かし、センサーが反応を始めた点が柱の左端です。同じように右端も確認し、間柱の中心にネジをとめましょう。片側だけでは意味が無いので必ず両側から探して鉛筆などで目印を付けてその真ん中を探しましょう。柱の中心にビスを打ち込むことが大事です。そうしないと十分な強度が確保できません。柱の端は弱く割れてしまう可能性も有ります。
柱センサーを活用してお得に壁掛けテレビの設置をしましょう。